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高森明勅
2015.6.21 12:17

自民党のGHQ占領政策検証

自民党は、GHQの占領政策や東京裁判、
現行憲法の成立過程などを検証する組織を、新しく立ち上げるという。

結構なこと。

どんどんやって頂きたい。

但し、1つ注文がある。

そうした被占領下の諸施策の影響が、「独立」回復?後も何故、
長く維持されてきたのか。

この点も是非、手を緩めないで検証して欲しい。

占領期のアメリカは“悪いアメリカ”、「独立」回復?後の
アメリカは“良いアメリカ”
、といったご都合主義のファンタジーに
嵌まり込まないように。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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